複雑性トラウマのサバイバーへの身体志向集団療法の予備的無作為化比較試験——センサリーモーター・サイコセラピーの適応版
A Pilot RCT of A Body-Oriented Group Therapy For Complex Trauma Survivors: An Adaptation of Sensorimotor Psychotherapy.
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Classen C.C.・Hughes L.・Clark C.・Hill Mohammed B.・Woods P.・Beckett B.
- 掲載誌
- Journal of trauma & dissociation : the official journal of the International Society for the Study of Dissociation (ISSD)
- 巻号ページ
- 22巻1号52-68頁
- 発行年月日
- 2020年5月18日
- PMID
- 32419670
- 技法
- SP
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
子ども時代のトラウマ歴をもつ女性32名。
E|介入
トラウマと身体グループ(TBG)。センサリーモーター・サイコセラピーの原理と技法に依拠した全20セッションの集団心理療法で、複雑性トラウマによる身体の慢性的な恐怖状態に働きかける。
C|比較
比較対照:即時治療群と待機リスト対照群への無作為割付。治療の1か月前、治療直後、治療6か月後に評価。
O|結果
無治療と比べて、身体への気づき、不安、なだめられやすさ(soothing receptivity)に有意な改善が認められた。著者らは、TBGが複雑性トラウマのサバイバーにとって、トラウマ関連の主要な引き金である身体と対人関係への回避に向き合う機会となり、身体への気づきと自己・関係性のなだめの力を高めて不安症状を減らしうると述べている。
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