ジャンヌ・ダルクがメアリー・ポピンズに出会うとき——自我状態療法における男性患者への母性的な育て直しの手法

Joan of Arc meets Mary Poppins: maternal re-nurturing approaches with male patients in Ego-State Therapy.

効果を検証した研究症例報告・事例研究
著者
Phillips M.
掲載誌
The American journal of clinical hypnosis
巻号ページ
47巻1号3-12頁
発行年月日
2004年7月
PMID
15376604
技法
EST
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

子ども期に親からの虐待とネグレクトを受けた既往があり、成人後の女性との関係に長年の困難を抱える男性患者。

E|介入

自我状態療法。母性的な再養育の技法を用いる。

C|比較

比較対照:なし。事例の記述。

O|結果

本稿は、トラウマ後の断片化のある多くの患者が自我状態療法に良好に反応する一方、子ども期に親からの虐待とネグレクトの既往が大きい場合は、同性だけでなく異性の再養育の介入がないと症状が十分に解消しないことがあると述べている。他の治療法に反応しなかった男性患者の事例で、母性的な象徴的人物を用いた自我状態療法の介入の後に問題が劇的に改善したとしている。

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