反射性交感神経性ジストロフィーの一例にみる、解離したトラウマ記憶の身体化
Somatization of dissociated traumatic memories in a case of reflex sympathetic dystrophy.
この研究について1人の方の報告です。PTSDではなく、慢性の痛みの症候群が対象です。催眠と併用しているため、自我状態療法だけの効果とは分けられません。
効果を検証した研究症例報告・事例研究
- 著者
- Gainer M.J.
- 掲載誌
- The American journal of clinical hypnosis
- 巻号ページ
- 36巻2号124-31頁
- 発行年月日
- 1993年10月
- PMID
- 8259764
- 技法
- EST
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
解離性障害があり反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)を呈する1例。
E|介入
催眠と自我状態療法。
C|比較
比較対照:なし。1例の記述。2年間の追跡。
O|結果
対象者は催眠と自己催眠による痛みの管理の技法により一時的な症状の緩和を得た。最終的には、いくつかの解離した自我状態に固有のものとして体験されていた身体機能を心理的に統合する過程を通じて、反射性交感神経性ジストロフィーの症状の恒久的な緩和を達成し、それは2年間の追跡期間を通じて続いた。著者は、この症例が身体的な状態を構成するうえでの隠喩と想像的な象徴の役割を示すとともに、象徴的なイメージを想像的に変容させることが心理的・身体的な変化をもたらしうることを示していると述べている。
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