自傷行為に対する自我状態療法

Ego-state therapy for self-injurious behavior.

この研究について対照群も統計的な検定もない技法の記述です。良好な結果という記述は著者らの臨床経験にもとづくもので、検証されたものではありません。
対象:PTSD症例報告・事例研究
著者
Gainer M.J.・Torem M.S.
掲載誌
The American journal of clinical hypnosis
巻号ページ
35巻4号257-66頁
発行年月日
1993年4月
PMID
8480669
技法
EST
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

自傷行為(SIB)のある患者。境界性パーソナリティ症・PTSD・解離性障害を中心とする。

E|介入

自我状態療法。自傷行為が生じる自我状態を同定し、内なる助言者の技法で自我の強さを賦活して、行動に関わる自我状態のなかに統合する。

C|比較

比較対照:なし。治療技法の記述と臨床経験の報告。

O|結果

著者らは、一部の患者で自傷行為が解離した自我状態間の葛藤から生じると提案し、この立場の歴史的・理論的根拠を概観したうえで、特定の治療技法を示している。解離症状のある患者、とくに境界性パーソナリティ症・PTSD・解離性障害の患者にこの方略を用いて良好な結果が得られたと述べている。

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