心拍変動を上げ下げする——思考場療法の臨床所見
Raising and lowering of heart rate variability: some clinical findings of Thought Field Therapy.
この研究についてTFT(思考場療法)を開発したRoger J. Callahan氏による論考です。批判への反論ではなく、臨床所見と仮説を述べたものです。対照群も測定手続きも抄録には示されておらず、記述された効果は検証を経たものではありません。「トキシンが治った問題を元に戻す」といった、通常の医学では用いられない概念が前提になっています。開発者が関与した実施のため、技法が整った条件で行われている可能性があります。
症例報告・事例研究
- 著者
- Callahan R.J.
- 掲載誌
- Journal of clinical psychology
- 巻号ページ
- 57巻10号1175-86頁
- 発行年月日
- 2001年10月
- PMID
- 11526604
- 技法
- TFT
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
TFTを受けた患者。人数は抄録には示されていない。
E|介入
TFT(思考場療法)。心拍変動(HRV)の変化を臨床的に観察したもの。
C|比較
比較対照:なし。臨床的な所見の記述。
O|結果
本稿は、TFTが心拍変動を上げも下げもするという臨床的な所見を提示している。アルゴリズムも有効だが、診断にもとづく治療の特異性がアルゴリズムより優る結果を与えるとし、数秒で心拍変動が改善する治療もあるとしている。トキシンが治った問題を元に戻し心拍変動を下げうるが、TFTは一部のトキシンの効果を覆せるとする。TFTは治癒系に働きかける特定のコードを入力することで作用するという仮説を示している。
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