A pilot randomized controlled trial of combined trauma-focused CBT and sertraline for childhood PTSD symptoms.

この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したJudith A. Cohen氏が筆頭の研究です。24名の予備的な試験です。比べたのはTF-CBTに薬を足すかどうかで、TF-CBT自体の効果を無治療と比べたものではありません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Cohen J.A.・Mannarino A.P.・Perel J.M.・Staron V.
掲載誌
Journal of the American Academy of Child and Adolescent Psychiatry
巻号ページ
46巻7号811-9頁
発行年月日
2007年7月
PMID
17581445
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

性的虐待を経験した10〜17歳の女子24名とその主たる養育者。

E|介入

トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)。セルトラリンまたはプラセボを併用。12週間。

C|比較

比較対照:TF-CBT+セルトラリンとTF-CBT+プラセボの無作為割付比較。

O|結果

両群ともPTSDその他の臨床転帰が治療前から治療後にかけて有意に改善し、群×時間の交互作用は子どもの全般評定尺度(CGAS)を除いて有意差が認められなかった。CGASではTF-CBT+セルトラリン群が優った。著者らは、セルトラリンをTF-CBTに加える利益を示す根拠はわずかであり、多くの子どもではまず薬物を加える前にTF-CBTなど根拠のある心理療法を試すことが支持されると述べている。

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