Incidence and relative risk of negative outcomes of psychological interventions for pediatric posttraumatic stress disorder: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.

この研究について主に測っているのは効果ではなく、途中でやめる割合・症状の悪化・有害事象といった「悪いほうの結果」です。大多数にとって安全と考えられるという結論ですが、もとの報告が乏しい点は著者らも認めています。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス
著者
Hoppen T.H.・Schlüter S.・Placzek M.・Lindemann A.S.・Kip A.・Schlechter P.・Meiser-Stedman R.・Morina N.
掲載誌
Journal of child psychology and psychiatry, and allied disciplines
巻号ページ
オンライン先行公開(巻号は未付与)
発行年月日
2026年8月10日
PMID
42572827
技法
TF-CBT
研究デザイン
メタアナリシス

この研究のまとめ

P|対象

小児のPTSDの子ども・青年5,677名。72件の無作為化比較試験(74%がトラウマフォーカスト認知行動療法)。

E|介入

トラウマフォーカスト認知行動療法(否定的な転帰(脱落・症状の悪化・有害事象)を調べる対象)。

C|比較

対象とした研究:MEDLINE・PsycInfo・Web of Science・PTSDpubs を2025年5月13日まで検索し、1群10名以上の無作為化比較試験72件を組み入れ。PRISMA に準拠し事前登録。

O|結果

本メタアナリシスによれば、ランダム効果メタアナリシスにより、患者の7.87%(95%信頼区間 4.07〜12.55)が脱落し、受動的対照との有意差は認められなかった(相対危険1.04)。トラウマフォーカスト認知行動療法の後に悪化を報告した患者は0.01%未満(0.00〜2.39)で、受動的対照の1.26%(0.00〜8.13)より低かった。心理的治療中の有害事象の発生もまれで(0.29%)、受動的対照(1.14%)と同程度だった。著者らは、大多数の子ども・青年にとって安全で受け入れやすいと考えられるとしている。

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