Early trauma-focused cognitive-behavioural therapy to prevent chronic post-traumatic stress disorder and related symptoms: a systematic review and meta-analysis.

この研究について外傷の直後にTF-CBTを行って慢性化を防げるかを調べたメタアナリシスです。短期では効果が認められますが、9か月後・3〜4年後では有意差が認められていません。根拠が1つの研究チームに由来する点を著者ら自身が限界に挙げています。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス全文が読めます
著者
Kornør H.・Winje D.・Ekeberg Ø.・Weisaeth L.・Kirkehei I.・Johansen K.・Steiro A.
掲載誌
BMC psychiatry
巻号ページ
8巻585-587頁
発行年月日
2008年9月19日
PMID
18801204
技法
TF-CBT
研究デザイン
メタアナリシス

この研究のまとめ

P|対象

慢性のPTSDを発症する危険の高い人。急性ストレス症の診断のある人(4試験)と、期間の基準を除いてPTSDの診断がある人(1試験)。5件の無作為化比較試験(7論文)。

E|介入

外傷後3か月以内に実施する早期のTF-CBT。

C|比較

比較対照:支持的カウンセリング(SC)。MEDLINE・EMBASE・PsycINFO・CENTRAL・CINAHL・ISI・PILOTSを検索。

O|結果

本メタアナリシスが統合した5試験では、PTSDの診断に対する全体の相対危険は、治療後3〜6か月で0.56(95%CI 0.42〜0.76)、9か月で1.09(同 0.46〜2.61)、3〜4年で0.73(同 0.51〜1.04)だった。急性ストレス症の4試験のみの部分集団解析では、3〜6か月のPTSDについて相対危険0.36(同 0.17〜0.78)だった。不安と抑うつの得点は概してTF-CBT群のほうが低かった。著者らは、当初から急性ストレス症の診断のある患者では、支持的カウンセリングと比べて慢性PTSDの予防にTF-CBTが有効であるという根拠があるとしつつ、この根拠が1つの研究チームに由来するため一般化可能性の評価には再現が必要だと述べている。

このまとめは論文の抄録をもとに作成しています。内容の正確さについては原典をご確認ください。

抄録

日本語訳は準備中です。この論文は訳文を掲載できる条件を満たしています。用意ができしだいこの欄に追加します。

原典を見る ↗全文を読む ↗PMID 18801204

掲載基準と免責事項

  • このページの論文リストと各論文のまとめは、AIを用いて作成しています。作成の過程で誤りや漏れが生じている可能性があります。
  • まとめは論文の抄録をもとに作成したもので、論文の全文を読んで要約したものではありません。内容の正確さについては、各ページの原典リンクから原文をご確認ください。
  • 掲載は推薦ではありません。研究の質、治療の効果、技法の優劣を当サイトが評価・保証するものではありません。掲載本数の多い技法が優れている、という意味でもありません。
  • ある技法に不利な結論の論文も、基準を満たしていれば掲載しています。特定の技法を勧める、または勧めないために選んだリストではありません。
  • 抄録に結果にあたる記述がない論文は、まとめを作らず書誌情報と原典リンクのみを掲載しています。研究そのものの価値を評価したものではありません。
  • 日本語訳は、出版社が定める利用条件で訳文の公開が認められている論文にのみ掲載しています。訳文がないことは、その論文の内容とは関係ありません。
  • ここに掲載している内容は研究の紹介であり、個々の方への治療の助言ではありません。治療の選択については、かかりつけの医療機関や専門家にご相談ください。
  • 掲載内容の誤り、掲載の追加・取り下げのご希望は、こちらのフォームよりご連絡ください。

いま危機的な状態にある方は、専門の相談窓口をご利用ください。こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556 / よりそいホットライン 0120-279-338。命に危険が及ぶ状況では 119 におかけください。