Impact of psychotherapy on insomnia symptoms in patients with depression and multiple sclerosis.
この研究についてPTSDではなく、多発性硬化症とうつの方が対象です。主に測っているのは不眠で、2つの治療の差は抄録に示されていません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Baron K.G.・Corden M.・Jin L.・Mohr D.C.
- 掲載誌
- Journal of behavioral medicine
- 巻号ページ
- 34巻2号92-101頁
- 発行年月日
- 2010年8月31日
- PMID
- 20809354
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
多発性硬化症と抑うつのある参加者127名。
E|介入
電話による支持的感情焦点化療法。16週間。
C|比較
比較対照:電話による認知行動療法。無作為割付。不眠の有病率、心理症状・多発性硬化症の症状と不眠の関連、心理療法の不眠症状への効果を検討。治療前・中盤(8週)・治療後(16週)に評価。
O|結果
週3回以上の不眠の有病率は治療前78%、治療後43%であった。治療前の不眠は抑うつ、多発性硬化症に関連する気分症状、不安と関連していた。夜間の中途覚醒は嚥下と発話の問題と関連していた。不眠の改善は抑うつと不安の改善と関連していた。不眠が残った参加者は、うつ病エピソード・多発性硬化症の重症度の高さ・不安の高さ・生活の質の精神的側面の低さを示しやすかった。著者らは、多発性硬化症とうつ病を併存する患者の不眠の割合が一般の多発性硬化症の集団より高く、併存する心理的障害の治療を超えた不眠の治療が必要だと述べている。
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