The effect of telephone-administered cognitive-behavioral therapy on quality of life among patients with multiple sclerosis.

この研究についてPTSDではなく、多発性硬化症とうつの方が対象です。感情焦点化療法は比べる相手として置かれ、認知行動療法に劣る結果でした。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Cosio D.・Jin L.・Siddique J.・Mohr D.C.
掲載誌
Annals of behavioral medicine : a publication of the Society of Behavioral Medicine
巻号ページ
41巻2号227-34頁
発行年月日
2011年4月
PMID
21069585
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

多発性硬化症と抑うつのある参加者127名。

E|介入

電話による支持的感情焦点化療法(T-SEFT)。

C|比較

比較対照:電話による認知行動療法(T-CBT)。無作為化比較試験の二次解析。生活の質への効果と、それを媒介する要因を検討。

O|結果

電話による認知行動療法に割り付けられた患者は、電話による支持的感情焦点化療法に割り付けられた患者と比べて生活の質の有意に大きな改善を示した。認知行動療法を受けた人の生活の質のより大きな改善は、抑うつと肯定的感情の改善によって媒介されていた。疲労の改善が媒介するという説には一貫しない支持しか得られなかった。著者らは、非特異的な治療要素を統制した電話による支持的感情焦点化療法と比べて、電話による認知行動療法のほうが生活の質の恩恵が大きかったとし、抑うつと肯定的感情の管理に特有の手順が生活の質の改善にとくに有用だったと述べている。

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