Trauma-focused cognitive-behavioral therapy for posttraumatic stress disorder in three-through six year-old children: a randomized clinical trial.

この研究について未就学のお子さんを対象にした数少ない研究です。脱落が異常に多かったことを著者ら自身が述べています。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Scheeringa M.S.・Weems C.F.・Cohen J.A.・Amaya-Jackson L.・Guthrie D.
掲載誌
Journal of child psychology and psychiatry, and allied disciplines
巻号ページ
52巻8号853-60頁
発行年月日
2010年12月14日
PMID
21155776
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

多様な型の外傷を経験した3〜6歳の子ども64名(第1段階の11名を含む)。多くが少数民族(黒人/アフリカ系米国人)で、家庭に生物学的な父親がいない。

E|介入

マニュアル化したTF-CBT。12セッション。

C|比較

比較対照:12週間の待機リストとの無作為割付。PTSD・抑うつ・分離不安・反抗挑発症・注意欠如多動症の症状を比較。待機の後、全参加者に治療を提供。

O|結果

無作為化した設計では、介入群のほうがPTSD症状で有意に大きく改善したが、抑うつ・分離不安・反抗挑発症・注意欠如多動症では有意な差はみられなかった。待機の後に全員へ治療を提供した段階では、PTSD・抑うつ・分離不安・反抗挑発症で効果量が大きく、注意欠如多動症では大きくなかった。6か月後の追跡では、PTSDの効果量はさらに大きくなり、併存障害の効果量はおおむね一定だった。子どもが個々の技法を理解し実施できた頻度から、この年齢層でもTF-CBTが実施可能であることが確認された。

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