A couple-based intervention for patients and caregivers facing end-stage cancer: outcomes of a randomized controlled trial.
この研究についてトラウマではなく、進行がんの患者さんと介護者の夫婦関係を対象にした研究です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- McLean L.M.・Walton T.・Rodin G.・Esplen M.J.・Jones J.M.
- 掲載誌
- Psycho-oncology
- 巻号ページ
- 22巻1号28-38頁
- 発行年月日
- 2011年9月15日
- PMID
- 21919119
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
転移のあるがんの患者42名と、その介護者(苦痛のある夫婦)。
E|介入
感情焦点化療法(EFT)を進行がんの集団向けに修正したもの。EFTの訓練を受けた心理士1名が8セッションを実施。
C|比較
比較対照:多職種の臨床家による標準的なケアとの無作為割付。夫婦機能・抑うつ・絶望感・共感的な介護(患者)・介護負担(介護者)を、ベースライン・介入後・3か月後に測定。3元配置の共分散分析と多水準モデルで解析。
O|結果
介入後、介入群は標準ケア群と比べて夫婦機能(p≤0.0001)と、患者が感じる共感的な介護(p=0.02)に有意な改善を示し、効果量はいずれも大きい範囲だった(d=1.00)。この結果は3か月後にも維持されていた。両群とも、夫婦機能の平均得点は介護者より患者のほうがわずかに高かった。著者らは、進行がんに直面する患者への感情焦点化療法(EFT)の夫婦介入の有効性と遵守が示されたとしたうえで、確認にはより大規模な無作為化比較試験が必要だと述べている。
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