Narrative quality and disturbance pre- and post-emotion-focused therapy for child abuse trauma.
この研究について治療の効果ではなく、書かれた語りの質と症状の関連を調べたものです。37名の相関研究で、どちらが原因かは示されていません。
効果を検証した研究原著・その他
- 著者
- Mundorf E.S.・Paivio S.C.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 24巻6号643-50頁
- 発行年月日
- 2011年12月5日
- PMID
- 22144230
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
子ども時代の虐待によるトラウマで感情焦点化療法を受けたクライエント37名。
E|介入
感情焦点化療法。子ども時代の虐待によるトラウマへの実施。
C|比較
比較対照:なし。治療の前後に書かれたトラウマの語りを、感情語・時間的志向・非一貫性・体験の深さについて符号化し、心理的な障害の指標との相関を検討。
O|結果
治療前には、否定的な感情語と体験の深さが虐待の解決と相関していた(それぞれ r(35) = −0.36、r(35) = −0.34)。治療後には、語りの非一貫性がトラウマ症状と相関し(r(35) = 0.33)、現在・未来への志向と体験の深さが虐待の解決と相関していた(それぞれ r(35) = −0.37、r(35) = −0.31)。治療前の非一貫性は治療後のトラウマ症状と関連し(r(35) = 0.42)、治療前の体験の深さは治療後の虐待の解決と関連していた(r(35) = −0.37)。著者らは、語りの質がトラウマによる障害の指標となることを支持する結果だと述べている。
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