Research on the treatment of couple distress.

この研究について感情焦点化療法を開発したSusan M. Johnson氏が共著の研究です。PTSDではなく夫婦の不和が対象の総説で、感情焦点化療法はそのうちの一つです。抄録には効果をまとめた数字が示されていません。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
著者
Lebow J.L.・Chambers A.L.・Christensen A.・Johnson S.M.
掲載誌
Journal of marital and family therapy
巻号ページ
38巻1号145-68頁
発行年月日
2011年9月9日
PMID
22283385
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

夫婦の不和を抱えるカップル。

E|介入

感情焦点化療法(カップル療法の一つとして概観)。

C|比較

比較対照:なし。過去10年の夫婦療法の研究の概観。

O|結果

本総説は、夫婦療法が治療を受けたカップルの70%に肯定的な影響を与えると整理している。夫婦療法の有効性の率は個人療法と同程度で、治療を受けない対照群よりはるかに優れている。夫婦の不和と抑うつ・不安などの個人の障害との関係もこの10年で確立された。過去10年の知見はとくに統合的行動的カップル療法と感情焦点化療法という2つの根拠にもとづく治療について有望であった。

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