不安症状への治療としての思考場療法(TFT)——無作為化比較試験
Thought Field Therapy (TFT) as a treatment for anxiety symptoms: a randomized controlled trial.
この研究についてトラウマではなく不安症全般を対象にした研究です。長期の追跡には比較対照がありません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Irgens A.・Dammen T.・Nysæter T.E.・Hoffart A.
- 掲載誌
- Explore (New York, N.Y.)
- 巻号ページ
- 8巻6号331-8頁
- 発行年月日
- 2012年11月
- PMID
- 23141789
- 技法
- TFT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
さまざまな不安症のある患者45名(多くは外来患者)。
E|介入
TFT(思考場療法)(n=23)。エネルギー経絡上の特定の点をタッピングして身体の生体エネルギー場に働きかけ、不安などの症状を和らげることを目指す。
C|比較
比較対照:待機リスト(n=22)との無作為割付。待機リスト群は初回評価の2か月半後に再評価してTFT群と比較し、その後TFTを受けた。全45名を治療の1〜2週間後、3か月後、12か月後に追跡。SCL-90-R、HADS、Sheehan障害尺度で測定。
O|結果
TFT(思考場療法)群は、不安の2指標と機能の1指標で待機リスト群より有意に良好な転帰を示した。全患者をまとめた追跡データでは、治療前から治療後の1〜2週間のあいだにすべての症状が有意に低下した。治療後に認められたこの有意な改善は、3か月後と12か月後の評価でも維持されていた。著者らは、TFTには持続的な不安低減の効果がありうると述べている。
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