Writing therapy for posttraumatic stress: a meta-analysis.

この研究について主題はTF-CBTではなく筆記による療法です。TF-CBTは比べる相手として置かれ、その比較は2件だけだと注意が促されています。
効果を検証した研究メタアナリシス
著者
van Emmerik A.A.P.・Reijntjes A.・Kamphuis J.H.
掲載誌
Psychotherapy and psychosomatics
巻号ページ
82巻2号82-8頁
発行年月日
2012年12月22日
PMID
23295550
技法
TF-CBT
研究デザイン
メタアナリシス

この研究のまとめ

P|対象

外傷後ストレスのある参加者633名(うち304名が筆記療法に割り付け)。6件の研究。

E|介入

筆記療法(とくにインターネットで提供するもの)。

C|比較

比較対照:待機リスト対照(5件の直接比較)およびトラウマフォーカスト認知行動療法(2件の直接比較)。PubMed・Web of Science・PsycINFO・PILOTSの検索。外傷後ストレスと併存する抑うつ症状への効力を検討。

O|結果

本メタアナリシスが統合した待機リスト対照との5件の直接比較にわたって、筆記療法は外傷後ストレスと併存する抑うつ症状の有意で実質的な短期の減少をもたらした。筆記療法とトラウマフォーカスト認知行動療法の効力に有意差は認められなかったが、著者らはこの所見が2件の直接比較のみにもとづくことに注意を促している。著者らは、筆記療法が外傷後ストレスへの根拠にもとづく治療であり、他の根拠にもとづく治療に反応しない患者にとって有用な代替となるとし、インターネット版はとくに遠隔地に住む人や匿名性を保ちたい人に有用かもしれないと述べている。

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