Working with identity and self-soothing in Emotion-Focused Therapy for Couples.

この研究について効果を測った研究ではなく、カップルへの感情焦点化療法の新しい展開を事例の逐語録で示した論考です。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
論説・コメンタリー
著者
Goldman R.N.・Greenberg L.
掲載誌
Family process
巻号ページ
52巻1号62-82頁
発行年月日
2013年2月14日
PMID
25408090
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
論説・コメンタリー

この研究のまとめ

P|対象

カップル。愛着・アイデンティティ・魅力/好意という3つの動機づけ体系に関わる中核的な関心をもって治療に訪れる人。

E|介入

カップルのための感情焦点化療法(EFT-C)。5段階モデル。

C|比較

比較対照:なし。2つの事例の逐語録による例証。

O|結果

著者らは、人が主として情動的な目標と情動状態の調節によって動機づけられると捉える立場を示し、愛着・アイデンティティ・魅力/好意という3つの動機づけ体系を概説している。そのうえで、著しく苦痛の大きいカップルにおいてアイデンティティに関わる中核的な課題をどう扱うか、またカップルという文脈のなかで個人への作業をどう進めて自己を落ち着かせる力を育てるかを、治療セッションの注記つき逐語録で例証している。自己を落ち着かせる力は、健全な情動調節とカップル全体の健康の促進に基本的なものと位置づけられている。

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