Breathing biofeedback as an adjunct to exposure in cognitive behavioral therapy hastens the reduction of PTSD symptoms: a pilot study.

この研究について計8名というきわめて小規模な予備的試験です。この人数では確かなことは言えません。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Polak A.R.・Witteveen A.B.・Denys D.・Olff M.
掲載誌
Applied psychophysiology and biofeedback
巻号ページ
40巻1号25-31頁
発行年月日
2015年3月
PMID
25750106
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

慢性のPTSDのある患者8名。

E|介入

曝露に呼吸バイオフィードバックを補助として加えたトラウマフォーカスト認知行動療法。

C|比較

比較対照:通常のトラウマフォーカスト認知行動療法群。無作為割付。治療前・治療中・治療後に改訂出来事インパクト尺度で測定。

O|結果

呼吸バイオフィードバックは実施可能で、トラウマフォーカスト認知行動療法に容易に付け加えられた。PTSD症状は両条件とも治療前から治療後にかけて有意に低下したが、バイオフィードバック条件のほうが低下が速い明らかな傾向があった(p = 0.051)。著者らは、もっとも大きな限界は標本の小ささだとしたうえで、呼吸バイオフィードバックの作用機序が、EMDRと同様に作業記憶の資源を奪って記憶の鮮明さと情動性を下げることに関わる可能性があると述べている。

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