Redefining Outcome Measurement: A Model for Brief Psychotherapy.

この研究について治療の効果ではなく、短期の心理療法に共通する流れを整理して新しい評価の物差しを提案したものです。
論説・コメンタリー
著者
McGuinty E.・Nelson J.・Carlson A.・Crowther E.・Bednar D.・Foroughe M.
掲載誌
Clinical psychology & psychotherapy
巻号ページ
23巻3号260-71頁
発行年月日
2015年4月27日
PMID
25914376
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
論説・コメンタリー

この研究のまとめ

P|対象

短期心理療法を受けるクライエントと臨床家。

E|介入

感情焦点化療法(認知行動療法・解決志向短期療法・ナラティヴ・セラピーとともに、短期療法に共通する4段階を代表する接近として分析)。

C|比較

比較対照:互いの比較。選択的な文献レビューにより、4つの接近の課題を比較・対照し、変化の段階に分類。20の具体的な課題への遵守を評価する体系的な枠組みを提案。

O|結果

本稿は、短期心理療法の効力をめぐる時代の空気が根拠にもとづく実践から証拠に示唆された実践へと移り、この短期の様式における変化を反映するよう設計された転帰測定の範型の転換をもたらしたと整理している。全ての短期療法に共通しうる4つの基本段階を定める短期心理療法の構造を描き、それを認知行動療法・解決志向短期療法・ナラティヴ・セラピー・感情焦点化療法を通じて示している。セッション内の共通性を同定し、4〜6セッションの短期療法のモデルの枠内で変化の主題または一般的な段階に分類した。著者らは、変化の治療段階の共通性のほうが、長期心理療法の症状特異的な心理測定の道具と違って短期の実践における転帰をより正確かつ一様に測りうると論じ、20の具体的な課題への遵守を評価する体系的な枠組みとして Brief Task Acquisition Scale を提案している。

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