Follow-up study of the treatment outcomes at a psychiatric trauma clinic for refugees.

この研究について調べられているのはTF-CBT単独ではなく、抗うつ薬と組み合わせた治療です。比べる相手の群はなく、方法上の限界があると著者らが書いています。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)
著者
Buhmann C.・Mortensen E.L.・Nordentoft M.・Ryberg J.・Ekstrøm M.
掲載誌
Torture : quarterly journal on rehabilitation of torture victims and prevention of torture
巻号ページ
25巻1号1-16頁
発行年月日
2015年
PMID
26021344
技法
TF-CBT
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDまたは抑うつのある難民の患者85名。コペンハーゲンの難民のための精神科トラウマクリニック。

E|介入

抗うつ薬とTF-CBTによる治療。

C|比較

比較対照:なし。治療前後の自己評定。機能の水準・生活の質・PTSD/抑うつ/不安の症状を測定し、変化の予測因子を検討。

O|結果

全ての評定尺度に有意な改善と効果量が観察された(p値<0.01、Cohen d 0.45〜0.68)。相関分析では、治療前の症状の重症度と観察された変化の間に関連は認められなかった。著者らは、方法論上の限界はあるものの、同等の患者集団を対象とした過去の追跡研究が治療後の状態に有意な変化を見いだしてこなかったことを考えると、全ての評定尺度で有意な改善が得られたことは重要だと述べている。

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