Emotional change process in resolving self-criticism during experiential treatment of depression.
この研究について治療の効果ではなく、感情焦点化療法が想定する「感情の移り変わり」の理論を確かめた研究です。PTSDではなくうつ病が対象で、9名と非常に小規模です。
効果を検証した研究原著・その他
- 著者
- Choi B.H.・Pos A.E.・Magnusson M.S.
- 掲載誌
- Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
- 巻号ページ
- 26巻4号484-99頁
- 発行年月日
- 2015年6月11日
- PMID
- 26067352
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
自己批判の強いうつ病のクライエント9名(終結までに自己批判が解消した5名、しなかった4名)。
E|介入
体験的治療(感情焦点化療法)。
C|比較
比較対照:解消した群としなかった群の比較。3つの治療段階(初期・作業期・終結)の5セッションから情動エピソードを網羅的に抽出し、感情-意味状態の分類で符号化。図示・線形混合モデル・THEME系列パターン分析の3つの手法で解析。
O|結果
これらの解析からの収束する証拠は感情焦点化療法の理論を支持した。自己批判をよく解消した人は二次的情動の表出を減らし、一次的な適応的情動の表出を増やした。またよく解消した人は、二次的情動と不適応的情動が適応的情動へ変容することと整合する情動エピソードの系列をより多く示した。
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