Setbacks in the process of assimilation of problematic experiences in two cases of emotion-focused therapy for depression.

この研究について2例の逐語録を分析した研究で、対象もトラウマではなく抑うつです。
効果を検証した研究症例報告・事例研究
著者
Mendes I.・Rosa C.・Stiles W.B.・Gabalda I.C.・Gomes P.・Basto I.・Salgado J.
掲載誌
Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
巻号ページ
26巻6号638-52頁
発行年月日
2016年2月2日
PMID
26838126
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

抑うつのあるクライエント2名。成績の良い1例と良くない1例。

E|介入

感情焦点化療法。

C|比較

比較対照:なし。各事例5セッション分の逐語録を集中的に分析。

O|結果

成績の良い事例で26件、良くない事例で27件の後退が同定された。後退の理由は、均衡方略、治療者に起因する発達の最近接領域の超過、クライエントに起因する同領域の超過、自発的な切り替えの4つに分類された。成績の良い事例で最も多かったのは均衡方略と自発的な切り替えで、良くない事例で最も多かったのは治療者に起因する最近接領域の超過だった。著者らは、治療者がクライエントの治療的最近接領域の限界に注意を払うことの重要性を示す結果だとしている。

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