Moderators of treatment response to trauma-focused cognitive behavioral therapy among youth in Zambia.

この研究について既存の試験のデータを使い、どういう子どもによく効いたかを調べた解析です。多くの要因を一度に調べているため、偶然の差が混じりうる点に注意が要ります。
効果を検証した研究原著・その他全文が読めます
著者
Kane J.C.・Murray L.K.・Cohen J.・Dorsey S.・van Wyk S.S.・Henderson J.G.・Imasiku M.・Mayeya J.・Bolton P.
掲載誌
Journal of child psychology and psychiatry, and allied disciplines
巻号ページ
57巻10号1194-202頁
発行年月日
2016年10月
PMID
27647052
技法
TF-CBT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

ザンビアの孤児と脆弱な立場にある子ども257名。

E|介入

TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)。治療反応を調整する要因を検討。

C|比較

比較対照:完了した無作為化比較試験のデータを用いた調整因子の解析。性別・年齢・体験したトラウマの種類の数・性的虐待の既往・孤児の状況・主たる養育者・就学状況・親の治療への関与ごとに混合効果回帰モデルを推定。

O|結果

性的虐待の既往が治療効果を調整し、性的虐待を体験した子どものほうがトラウマ症状(p < 0.05)と機能(p < 0.01)の低減が大きかった。主たる養育者も調整因子であり、母親を主たる養育者とする子どもでトラウマの低減が大きく(p < 0.01)、父親とする子どもで機能の改善が大きかった(p < 0.05)。孤児でない子どもと片親(母親が存命)の孤児は、機能障害の低減が大きかった。

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