Change in Parental Depressive Symptoms in Trauma-Focused Cognitive-Behavioral Therapy: Results from a Randomized Controlled Trial.

この研究について子どもではなく、親御さんの抑うつが良くなるかを調べた研究です。順番待ちの群と比べて有意差は認められていません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Tutus D.・Keller F.・Sachser C.・Pfeiffer E.・Goldbeck L.
掲載誌
Journal of child and adolescent psychopharmacology
巻号ページ
27巻2号200-205頁
発行年月日
2017年1月4日
PMID
28051337
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

6〜17歳の子どもの親84名。子どもはTF-CBT 40名または待機リスト44名に無作為割付。

E|介入

TF-CBT。12セッション。加害者ではない親を治療に参加させる。

C|比較

比較対照:待機リスト。無作為割付。親のベック抑うつ質問票II(BDI-II)を治療前後に測定。反復測定分散分析と信頼できる変化指標。

O|結果

反復測定分散分析では、時間の主効果は有意であったが(F=2.55、p=0.02)、時間×群の交互作用は有意ではなく(F=1.09、p=0.30)、両群で同程度に親の抑うつ症状が減少したことを示した。両条件を通じて、大半の親は変化せず(62名)、一部が改善し(17名)、少数が悪化した(5名)。条件間に有意差は認められなかった。著者らは、親の恩恵は性的虐待を受けた子どもの標本では見いだされたが、多様な種類のトラウマを経験した子どもでは見いだされなかったと述べている。

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