Emotion-focused therapy for social anxiety disorder: Results from a multiple-baseline study.
この研究についてトラウマではなく社交不安症を対象にした12名の研究です。対照群を置いた比較ではなく、待機期間中は変化しないことを確かめる設計です。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)
- 著者
- Shahar B.・Bar-Kalifa E.・Alon E.
- 掲載誌
- Journal of consulting and clinical psychology
- 巻号ページ
- 85巻3号238-249頁
- 発行年月日
- 2017年3月
- PMID
- 28221059
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
社交不安症の診断基準を満たす成人12名(平均26.75歳・男性7名)。
E|介入
感情焦点化療法(EFT)。共感的な関係、自己批判への二つの椅子技法、未解決の感情への空の椅子技法、フォーカシングにもとづく最大28セッション。
C|比較
比較対照:非同時的な多重ベースライン設計。初回面接から最初の治療セッションまで4週・8週・12週の待機期間に無作為割付。
O|結果
1名が早期に脱落した。完了した11名のうち7名が治療終了時に社交不安症の基準を満たさなくなった。治療意図解析では、リーボヴィッツ社交不安尺度の得点はベースライン期間中は変化せず、治療中に有意に改善し(Cohen d=−2.37)、追跡期間も改善が維持された。混合回帰モデルでは、社交不安の症状と自己批判もベースライン中は変化せず治療中に有意に改善し、追跡期間も維持された。自己への安心づけは追跡期間中に有意に改善した。
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