A wait-list controlled study of a trauma-focused cognitive behavioral treatment for intermittent explosive disorder in Timor-Leste.

この研究についてPTSDではなく、怒りが抑えられなくなる状態(間欠爆発症)が対象です。標準のTF-CBTではなく、東ティモールの文化に合わせて調整した版です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Hewage K.・Steel Z.・Mohsin M.・Tay A.K.・De Oliveira J.C.・Da Piedade M.・Tam N.・Silove D.
掲載誌
The American journal of orthopsychiatry
巻号ページ
88巻3号282-294頁
発行年月日
2017年7月27日
PMID
28749158
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

間欠爆発症の基準を満たす18歳以上の東ティモール人78名(女性49名・男性29名)。

E|介入

現地の文化に合わせて調整したトラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT-anger)39名。

C|比較

比較対照:待機リスト39名。無作為割付。治療1週前・治療直後・1か月後に評価。主要評価項目は東ティモール爆発的怒り尺度による間欠爆発症の診断とSTAXI-2の4次元。

O|結果

治療群では間欠爆発症が100%から追跡時にはゼロまで減少した。待機リストでは、ベースラインで100%だったうち70%超が第2・第3の評価時点でも間欠爆発症が持続していた。治療群のみがSTAXI-2の全ての尺度で有意な改善を示し(p<0.05)、介入の効果量はいずれも大きかった(0.80超)。心理的苦痛とPTSDも治療群で大幅に減少したが、待機リストでは減少しなかった。

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