A Pilot Study of Trauma-Focused Cognitive-Behavioral Therapy Delivered via Telehealth Technology.
この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したJudith A. Cohen・Anthony P. Mannarino氏が共著の研究です。15名の予備的な研究で、比べる相手となる群はありません。検証されているのは治療そのものより、遠隔で行えるかどうかです。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)
- 著者
- Stewart R.W.・Orengo-Aguayo R.E.・Cohen J.A.・Mannarino A.P.・de Arellano M.A.
- 掲載誌
- Child maltreatment
- 巻号ページ
- 22巻4号324-333頁
- 発行年月日
- 2017年9月4日
- PMID
- 28868894
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
トラウマを経験した恵まれない環境の子ども・青年15名(地方在住・人種的民族的少数派を含む)。
E|介入
トラウマフォーカスト認知行動療法(1対1のビデオ会議による遠隔医療で提供)。
C|比較
比較対照:なし。概念実証のパイロット研究。治療後の症状変化を評価。
O|結果
本パイロット研究は、遠隔医療の形式でトラウマフォーカスト認知行動療法を実施できることの予備的な根拠を示した。治療後に臨床的に意味のある症状変化が認められ(子ども報告のPTSD症状の低減 d=2.93、養育者報告 d=1.38)、治療の脱落はなかった(脱落率0%)。著者らは、対面の診療所で実施した場合と同等の治療効果を示す有望な所見だとしている。
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