Ambivalence resolution in brief psychotherapy for depression.

この研究について主に測っているのは効き目ではなく、変化の途中に生じる「揺れ」がどう解消されるかです。対象はPTSDではなくうつです。
無作為化比較試験(RCT)
著者
Braga C.・Ribeiro A.P.・Gonçalves M.M.・Oliveira J.T.・Botelho A.・Ferreira H.・Sousa I.
掲載誌
Clinical psychology & psychotherapy
巻号ページ
25巻3号369-377頁
発行年月日
2018年1月7日
PMID
29316007
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

抑うつの患者。短期心理療法の症例。

E|介入

感情焦点化療法(他の治療モデルと比較される心理療法の一つ)。

C|比較

比較対照:他の治療モデル。回復した事例と変化のなかった事例で、両価性の解消の2つの過程(優勢と交渉)の推移を比較。

O|結果

本研究は、心理療法的な変化の過程における両価性が、自己の相反する2つの立場——革新として表れる立場と、その後にそれを矮小化・拒否する立場——のあいだの循環的な葛藤として定義できると整理したうえで、その葛藤が(a)革新的立場の優勢と問題的立場の抑制、(b)両者の交渉、という2通りで解消されうるとしている。回復した事例と変化のなかった事例で両過程の推移を分析し、治療モデルによる違いと、両価性の解消の予測可能性を検討している。

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