Patterns and predictors of change in trauma-focused treatments for war-related posttraumatic stress disorder.

この研究について3つの試験をまとめて調べた解析です。比較対照の治療と比べて改善の速さに有意差は認められず、明確に改善した方は31%でした。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
著者
Litz B.T.・Berke D.S.・Kline N.K.・Grimm K.・Rusowicz-Orazem L.・Resick P.A.・Foa E.B.・Wachen J.S.・McLean C.P.・Dondanville K.A.・Borah A.M.・Roache J.D.
掲載誌
Journal of consulting and clinical psychology
巻号ページ
87巻11号1019-1029頁
発行年月日
2019年9月26日
PMID
31556650
技法
TF-CBT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

戦争に関連するPTSDのある軍人702名(平均32.88歳・89.4%が男性)。3つの有効性試験の参加者。

E|介入

トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)。

C|比較

比較対照:2つの試験では現在中心療法(PCT)が比較群。3試験は同一の場で同一の指標を用いた。主要評価項目はPSS-IによるPTSD重症度。変化のパターンと予測因子を検討。

O|結果

症状の変化はベースライン得点と個人ごとの傾きで最もよく説明された。TF-CBTは現在中心療法と比べて傾きの改善が良いわけではなかった。ベースライン得点が低いこと(β = 0.33、p < 0.01)、治療の信用度が高いこと(β = −0.22)、変化への期待が高いこと(β = −0.16)が、症状の改善の大きさと関連していた。年齢の高い軍人は治療への反応が悪かった(β = 0.09、p < 0.05)。臨床的に意味のある変化の基準では、参加者の31%が回復または改善した。

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