Effectiveness of trauma-focused cognitive behavioral therapy for terrorism victims with very long-term emotional disorders.

この研究について対照群はありません。1年後まで追えたのは50名中22名で、効果量の大きさはこの点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究対象:PTSD効果研究(設計の記載なし)
著者
Moreno N.・Sanz J.・García-Vera M.P.・Gesteira C.・Gutiérrez S.・Zapardiel A.・Cobos B.・Marotta-Walters S.
掲載誌
Psicothema
巻号ページ
31巻4号400-406頁
発行年月日
2019年11月
PMID
31634084
技法
TF-CBT
研究デザイン
効果研究(設計の記載なし)

この研究のまとめ

P|対象

テロ被害者50名。平均23年前の攻撃で、PTSD(74%)、大うつ病性障害(54%)、パニック症(38%)、その他の不安症(38%)を単独または併存して呈する方。

E|介入

TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)。

C|比較

比較対照:なし。治療前後と1・3・6か月後、1年後の比較。

O|結果

治療企図解析(50名)では、1年後の追跡時点で各診断の割合が24%(PTSDと大うつ病)、16%(パニック症)、14%(その他の不安症)へ有意に減少した。完全データ解析では、治療後(31名)に大うつ病性障害とパニック症を呈する被害者はおらず、PTSDは3.2%、その他の不安症は9.7%で、1年後(22名)にはいずれの障害も認められなかった。治療後と各追跡時点で、PTSD・抑うつ・不安症状に大きく統計的・臨床的に有意な低下が認められた(1年後で d=1.26〜2.52)。

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