Effectiveness of Task-Shifted Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy for Children Who Experienced Parental Death and Posttraumatic Stress in Kenya and Tanzania: A Randomized Clinical Trial.
この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したJudith A. Cohen氏が共著の研究です。低・中所得国で、専門家ではなく訓練を受けた現地の支援員が治療を行った大規模な試験です。抄録に効果量の記載がないため、結果の大きさはこの要約からは確かめられません。開発者が設計・監督に関与しています。
無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Dorsey S.・Lucid L.・Martin P.・King K.M.・O'Donnell K.・Murray L.K.・Wasonga A.I.・Itemba D.K.・Cohen J.A.・Manongi R.・Whetten K.
- 掲載誌
- JAMA psychiatry
- 巻号ページ
- 77巻5号464-473頁
- 発行年月日
- 2020年5月1日
- PMID
- 31968059
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
ケニアとタンザニアの7〜13歳の子ども640名。片親または両親を亡くし、外傷後ストレス(PTS)または遷延性悲嘆が高い子ども。2013年2月13日〜2015年7月24日に募集。
E|介入
TF-CBT。経験のある現地の非専門支援員が訓練者・指導者となるタスクシフティング方式で実施。
C|比較
比較対照:通常治療(UC)群。都市部と農村部で実施した無作為化臨床試験。面接者は割付に盲検。無作為化後12か月間追跡。
O|結果
本抄録には最終的な効果量の記載がない。著者らは、親との死別を経験した子どもに特化した無作為化臨床試験はこれまで存在しなかったこと、本試験の目的がケニアとタンザニアで親を亡くした子どもの外傷後ストレスをTF-CBTが改善するかを検証し、他の精神的症状への効果と、経験のある現地の非専門支援員により大きく依拠するタスクシフティングの実施可能性を検討することにあると述べている。
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