Posttraumatic Stress Disorder and Childhood Traumatic Loss: A Secondary Analysis of Symptom Severity and Treatment Outcome.
この研究について治療の効果ではなく、つらい体験の種類によって効き方が違うかを調べた研究です。大切な人を亡くした子どもは19名と少なく、後から行った解析です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Unterhitzenberger J.・Sachser C.・Rosner R.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 33巻3号208-217頁
- 発行年月日
- 2020年3月26日
- PMID
- 32216150
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
外傷後ストレス症状のある子ども。外傷的な喪失を主要な出来事とする23名、性的虐待59名、身体的暴力55名。
E|介入
TF-CBT。
C|比較
比較対照:待機リスト。無作為化比較試験の二次解析。主要な出来事の種類別に症状の重さと治療転帰を比較。うち喪失群の小集団は19名。
O|結果
外傷的な喪失を経験した参加者は、性的虐待を報告した参加者より外傷後ストレス症状が少なく全般的機能も良好であった。喪失群の小集団(19名)では、TF-CBTが症状の低減にきわめて有効であった(d=1.69)。3つのトラウマ群のいずれもTF-CBTから恩恵を受けていた。待機リスト群では、性的虐待(d=0.76)と身体的暴力(d=0.98)で症状が改善した一方、外傷的な喪失では改善しなかった(d=0.23)。
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