Reappraisal-related neural predictors of treatment response to cognitive behavior therapy for post-traumatic stress disorder.
この研究について治療の効果ではなく、誰に効くかを事前に見分けられるかを調べた研究です。37名と小規模です。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)
- 著者
- Bryant R.A.・Erlinger M.・Felmingham K.・Klimova A.・Williams L.M.・Malhi G.・Forbes D.・Korgaonkar M.S.
- 掲載誌
- Psychological medicine
- 巻号ページ
- 51巻14号2454-2464頁
- 発行年月日
- 2020年5月5日
- PMID
- 32366351
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの患者37名。
E|介入
TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)。9セッション。治療前に機能的MRIで、外傷的な画像の再評価と情動反応を測定。
C|比較
比較対照:なし。治療前のfMRI反応と、治療前後のCAPSによる重症度の低減との相関を解析。
O|結果
症状の改善は、再評価の際の左扁桃体の賦活の低下と関連し、一方で治療前の情動反応の際の両側扁桃体と海馬の賦活の増加と関連していた。左扁桃体と膝下部前帯状皮質・膝前部前帯状皮質・右島皮質との結合が低いことも、症状の改善と関連していた。著者らは、TF-CBTがPTSDの第一線の治療である一方、3分の1の患者が治療に反応しないことを背景に、反応を予測する神経指標を探索したものだと述べている。
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