Differential neural predictors of treatment response for fear and dysphoric features of posttraumatic stress disorder.
この研究について治療の効果ではなく、誰が治療に反応しやすいかを脳画像から予測できるかを調べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
- 著者
- Bryant R.A.・Erlinger M.・Felmingham K.・Malhi G.S.・O'Donnell M.L.・Williams L.M.・Korgaonkar M.S.
- 掲載誌
- Depression and anxiety
- 巻号ページ
- 37巻10号1026-1036頁
- 発行年月日
- 2020年6月24日
- PMID
- 32579790
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
PTSDで治療を求めた患者40名と、健常な対照40名。
E|介入
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)。9セッション。
C|比較
比較対照:健常対照群。治療前に、恐怖・悲しみ・喜び・中立の表情を処理しているときの機能的MRIを撮像し、治療後のCAPSによる重症度の低下との相関を検討。50%以上の低下を治療反応と定義。
O|結果
悲しみと恐怖の表情の処理中の左島皮質の活動は、治療後の恐怖症状の低下とは関連したが、不快気分の症状の低下とは関連しなかった。左島皮質と膝前部前帯状皮質の結合は治療への反応の悪さと関連していた。反応した人と対照群は活動と結合の水準が似ており、反応しなかった人とは異なっていた。著者らは、PTSDの恐怖症状と不快気分症状の低下には別々の神経ネットワークが関わることを示す結果だと述べている。
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