Trauma-Focused Cognitive-Behavioral Therapy: The role of caregivers.

この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したJudith A. Cohen・Anthony P. Mannarino氏が共著の研究です。総説で、抄録には効果の数値が示されていません。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
著者
Brown E.J.・Cohen J.A.・Mannarino A.P.
掲載誌
Journal of affective disorders
巻号ページ
277巻39-45頁
発行年月日
2020年8月5日
PMID
32791391
技法
TF-CBT
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

トラウマを受けた子どもと、加害者でない親・養育者。

E|介入

トラウマフォーカスト認知行動療法(治療全体を通じて加害者でない養育者を不可分に含むモデル)。

C|比較

対象とした研究:治療の基盤となる概念・原理・中核要素と、養育者の包含の役割の整理。養育者要因が成績を予測するかについての既存の根拠を評価。

O|結果

本総説は、加害者でない養育者の包含がトラウマフォーカスト認知行動療法の成績と関連することを複数の研究が示唆しており、それが子どもへの養育者の支持を高めることや、養育者のトラウマに関連する不適応的な認知を減らすことを通じて生じうると整理している。一方、養育者要因が正式な治療の媒介要因として働くかを評価した研究はほとんどないとも述べている。

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