Trauma-focused cognitive behavioural therapy and exercise for chronic whiplash with comorbid posttraumatic stress disorder: a randomised controlled trial.

この研究について主要評価項目である首の痛みの障害では差が出ていません。慢性のむち打ちとPTSDを併せもつ方が対象です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Andersen T.E.・Ravn S.L.・Armfield N.・Maujean A.・Requena S.S.・Sterling M.
掲載誌
Pain
巻号ページ
162巻4号1221-1232頁
発行年月日
2021年4月1日
PMID
33086286
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

慢性のむち打ち関連障害(発症から3か月以上5年未満・グレードII)とPTSDを併せもつ103名。

E|介入

トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)と運動療法の併用。TF-CBTを10週間行った後、6週間の運動療法。

C|比較

比較対照:支持的療法(ST)と運動療法の併用群。多施設・割付隠蔽・評価者盲検・盲検解析の無作為化比較試験。ベースライン・10週・16週・6か月・12か月に評価。主要評価項目は頸部痛に関連する機能の障害。

O|結果

主要評価項目である頸部痛に関連する機能の障害には、いずれの時点でも群間有意差は認められなかった(16週の治療効果0.59、95%信頼区間 5.51〜−4.33、6か月1.18、12か月1.85)。大半の副次評価項目にも群間有意差は認められなかった。例外は16週時点のPTSD症状の改善で、TF-CBT+運動群が優れていた。16週以降は両群とも頸部痛に関連する機能の障害に臨床的に意味のある改善を得たが、いずれも中等度の障害が残った。

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