White matter anisotropy and response to cognitive behavior therapy for posttraumatic stress disorder.
この研究について症状の改善ではなく、脳の白質の構造が治療の効き方と関わるかを調べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験全文が読めます
- 著者
- Korgaonkar M.S.・Felmingham K.L.・Klimova A.・Erlinger M.・Williams L.M.・Bryant R.A.
- 掲載誌
- Translational psychiatry
- 巻号ページ
- 11巻1号207-216頁
- 発行年月日
- 2021年1月5日
- PMID
- 33414363
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 非無作為化比較試験
この研究のまとめ
P|対象
治療を求めるPTSD患者36名と、年齢・性別を合わせた健常対照33名。
E|介入
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)を9セッション。
C|比較
比較対照:健常対照33名。治療前に拡散強調MRIを撮像し、CAPSで治療前後のPTSD重症度を評価。全脳の異方性比率(FA)と改善の相関をトラクトベースの空間統計で検討。
O|結果
本研究は、TF-CBTがPTSDの標準治療である一方で最大半数が治療反応を示さないこと、白質の構造が反応に果たす役割の理解が乏しいことを背景としている。不快気分(dysphoric)症状の改善が大きいことは、低いFA値と相関していた。
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