Systematic Review on the Application of Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy (TF-CBT) for Preschool-Aged Children.

この研究について同じTF-CBTでも、未就学児に限れば根拠の強さは学齢児・青年より一段低い、という結果です。
効果を検証した研究システマティックレビュー
著者
McGuire A.・Steele R.G.・Singh A.
掲載誌
Clinical child and family psychology review
巻号ページ
24巻1号20-37頁
発行年月日
2021年1月11日
PMID
33428071
技法
TF-CBT
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

トラウマに曝露した3〜6歳の未就学児。

E|介入

TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)。

C|比較

比較対照:なし。無作為化比較試験・症例研究・メタアナリシスその他の実証的根拠から、未就学児へのTF-CBTの適用についての情報を抽出。あわせて発達に関する文献も検討。

O|結果

本システマティックレビューが検討した文献では、学齢児と青年に比べて、トラウマに曝露した未就学児へのTF-CBTの効力を直接評価した研究は少なかった。発表済みの研究の少なさと、未就学児に用いられるTF-CBTのプロトコルの違いを踏まえると、未就学児に限ればTF-CBTは「レベル2」すなわち「おそらく効力がある」介入の基準を満たすにとどまる。著者らは、未就学児にTF-CBTを用いるかを検討する際には、言語・認知の能力、家族の文脈、文化、臨床家の熟練が考慮すべき要因になると述べている。

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