Integrating Animal-Assisted Therapy Into TF-CBT for Abused Youth With PTSD: A Randomized Controlled Feasibility Trial.
この研究について検証されているのはTF-CBTそのものではなく、そこに動物介在療法を加える上乗せの効果です。加えても良くならなかったという報告です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Allen B.・Shenk C.E.・Dreschel N.E.・Wang M.・Bucher A.M.・Desir M.P.・Chen M.J.・Grabowski S.R.
- 掲載誌
- Child maltreatment
- 巻号ページ
- 27巻3号466-477頁
- 発行年月日
- 2021年1月27日
- PMID
- 33499659
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
虐待を受けPTSDのある6〜17歳の若者(平均11.79±3.08歳)。
E|介入
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)に動物介在療法(退役した使役犬)を上乗せした形(TF-CBT+AAT)。
C|比較
比較対照:標準のTF-CBT群。無作為割付の実施可能性試験。実施可能性の指標に加え、PTSD重症度などの通常の臨床転帰を評価。
O|結果
動物介在療法を加えたことで参加を辞退した候補者が増え、治療の継続やサービスへの満足に利点は認められなかった。解析では、動物介在療法の追加はPTSD重症度の改善を高めず(β = 0.90、t = 0.94、p = 0.351)、他の多くの指標でも同様だった。むしろ解析と臨床家の意見からは、多くの場合に改善を弱めた可能性が示された。著者らは、現時点でTF-CBTに動物介在療法を加えることは正当化されないと述べている。
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