Processes of Change in Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy for Youth: An Emotional Processing Theory Informed Approach.

この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したEsther Deblinger氏が共著の研究です。治療の効果ではなく、治療中に何が起きているかを調べた研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究原著・その他全文が読めます
著者
Alpert E.・Hayes A.M.・Yasinski C.・Webb C.・Deblinger E.
掲載誌
Clinical psychological science : a journal of the Association for Psychological Science
巻号ページ
9巻2号270-283頁
発行年月日
2021年2月16日
PMID
33758692
技法
TF-CBT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

TF-CBTを受けた地域の若者81名。

E|介入

TF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)。情動処理理論の枠組みから変化の過程を検討。

C|比較

比較対照:なし。トラウマ処理の段階のセッションを、病的および適応的な反応が認知・情動・行動・生理の4領域でどれだけ賦活されたかで評点。

O|結果

複数領域にわたる否定的反応の得点が、セッションを通じて逆U字型(いったん増加してから減少)に変化することが、治療後の内在化症状とPTSD症状の改善を予測した。複数領域にわたる肯定的反応の直線的な増加は、外在化症状の改善を予測した。著者らは、病的な反応と適応的な反応の双方を複数領域で賦活し変化させることの意義と、非線形の変化パターンを検討する意義を示唆すると述べている。

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