Depth of experiencing and therapeutic alliance: What predicts outcome for whom in emotion-focused therapy for trauma?
この研究について対照群のない既存データの再解析で、治療の効き目そのものを検証したものではありません。
効果を検証した研究効果研究(設計の記載なし)
- 著者
- Harrington S.・Pascual-Leone A.・Paivio S.・Edmondstone C.・Baher T.
- 掲載誌
- Psychology and psychotherapy
- 巻号ページ
- 94巻4号895-914頁
- 発行年月日
- 2021年4月12日
- PMID
- 33844872
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 効果研究(設計の記載なし)
この研究のまとめ
P|対象
子ども時代の不適切な養育に対するトラウマへの感情焦点化療法を受けた42名の既存データ。
E|介入
感情焦点化療法。作業同盟と体験の深さがアウトカムにどう寄与するかを検討。
C|比較
比較対照:なし。治療初期と作業期の過程の個人差を解析。
O|結果
治療初期に同盟を築くのが難しかった人では、作業期の同盟得点がアウトカムの最良の予測因子だった(β=−0.42)。これは初期から作業期にかけての同盟の改善という過程の変化に対応していた(d=1.0)。一方、治療初期に体験の深まりに関与するのが難しかった人では、作業期の体験の深さが最良の予測因子だった(β=−0.36)。これも初期から作業期にかけての体験の深さの改善に対応していた(d=0.69)。著者らは、クライエントが初期につまずいた過程に焦点を当てることが最良のアウトカムにつながると述べている。
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