Changes in Brain Volume Associated with Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy Among Youth with Posttraumatic Stress Disorder.
この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したJudith A. Cohen氏が共著の研究です。治療の効果そのものではなく、治療の前後で脳の構造がどう変わるかを20名で調べた研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
- 著者
- Garrett A.S.・Abazid L.・Cohen J.A.・van der Kooij A.・Carrion V.・Zhang W.・Jo B.・Franklin C.・Blader J.・Zack S.・Reiss A.L.・Agras W.S.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 34巻4号744-756頁
- 発行年月日
- 2021年4月21日
- PMID
- 33881197
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 原著・その他
この研究のまとめ
P|対象
虐待に関連するPTSDがあり薬を服用していない若者20名と、トラウマ体験のない健常な対照20名。
E|介入
トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)。5か月間。
C|比較
比較対照:健常対照群(同じ期間をあけて再撮像)。治療前後にMRIで脳の解剖学的画像を取得し、95の皮質・皮質下の体積に分割して最適尺度回帰で検討。
O|結果
ベースラインでは、PTSD群は対照群より右内側眼窩前頭皮質と左後部帯状皮質が大きく、右中帯状皮質と右楔前部が小さかった(R² = 0.67)。治療前後の変化は、PTSD群のほうが右吻側中前頭・左三角部・右嗅内野・左楔部で大きかった(R² = 0.69)。PTSD群内では、治療前後の症状の改善は左後部帯状皮質の縦断的な減少で説明され(R² = 0.45)、ベースラインの右峡部帯状皮質の小ささと左尾状核の大きさから予測された(R² = 0.77)。
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