Associations between oxytocin and vasopressin concentrations, traumatic event exposure and posttraumatic stress disorder symptoms: group comparisons, correlations, and courses during an internet-based cognitive-behavioural treatment.

この研究について症状ではなく、血液中のホルモンが治療の目安になるかを調べた研究です。目安としては使えないという結果でした。用いられたのは標準のTF-CBTではなく、インターネットで行う版です。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他全文が読めます
著者
Engel S.・Schumacher S.・Niemeyer H.・Kuester A.・Burchert S.・Klusmann H.・Rau H.・Willmund G.D.・Knaevelsrud C.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
12巻1号 論文番号1886499
発行年月日
2021年3月25日
PMID
33968321
技法
TF-CBT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

ドイツ連邦軍の現役・元男性隊員100名。PTSD患者39名、派遣先で外傷的な出来事を体験した健常対照33名、外傷体験のない非派遣の健常対照28名。

E|介入

インターネットで提供するトラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)5週間。PTSD患者39名が受ける。

C|比較

比較対照:3群の血中オキシトシン・バソプレシン濃度の比較と、治療前後・3か月後の推移。症状との相関。

O|結果

オキシトシンとバソプレシンは3群間で有意差が認められず、PTSD症状とも関連しなかった。PTSD症状は時間を通じて非常に安定していた一方、内分泌の指標は安定せず、平均値も変化しなかった。オキシトシンとバソプレシンは縦断的にもPTSD症状と関連しなかった。著者らは、主に個人内での安定性が不十分なため、内因性のオキシトシン・バソプレシン濃度の単回測定はTF-CBTの生物学的指標として有用ではないと結論している。

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