Salivary Cortisol and Alpha-Amylase in Posttraumatic Stress Disorder and Their Potential Role in the Evaluation of Cognitive Behavioral Treatment Outcomes.

この研究について治療の効果を調べた研究ではなく、唾液中のホルモンを測ったものです。治療の前後を測れたのは21名、追跡まで測れたのは14名にとどまります。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験
著者
Schumacher S.・Engel S.・Niemeyer H.・Küster A.・Burchert S.・Skoluda N.・Rau H.・Nater U.M.・Willmund G.・Knaevelsrud C.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
35巻1号78-89頁
発行年月日
2021年5月22日
PMID
34022094
技法
TF-CBT
研究デザイン
非無作為化比較試験

この研究のまとめ

P|対象

ドイツ連邦軍の隊員100名。PTSD患者39名、派遣歴のある健康対照33名、派遣歴のない健康対照28名。

E|介入

インターネットにもとづくTF-CBT。PTSD患者に実施。

C|比較

比較対照:派遣歴のある健康対照群および派遣歴のない健康対照群。唾液コルチゾール(sCort)と唾液αアミラーゼ(sAA)の日内プロファイルを測定。PTSD患者では治療前・治療直後・3か月後にも採取。

O|結果

1日の総産生量と日内の傾きについては、群間に有意差は認められなかった(p = 0.224〜0.897)。PTSDのある参加者は、派遣歴のある対照と比べて起床時コルチゾール反応が有意に減弱していた(p = 0.021、d = 0.59)が、派遣歴のない対照との間では認められなかった(p = 0.918、d = 0.08)。また派遣歴のない対照と比べて、PTSD患者(p = 0.034、d = 0.67)と派遣歴のある対照(p = 0.014、d = 0.80)で、起床時のαアミラーゼ反応が有意に急峻だった。治療前から治療後(21名)、治療後から追跡(14名)にかけて、コルチゾールは安定していた(p = 0.282〜0.628)。

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