Emotionally focused therapy: Attachment, connection, and health.

この研究について感情焦点化療法を開発したSusan M. Johnson氏が共著の研究です。PTSDではなく孤独や社会的孤立を扱った総説です。効果を測ったものではなく、理論にもとづく提案です。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
著者
Greenman P.S.・Johnson S.M.
掲載誌
Current opinion in psychology
巻号ページ
43巻146-150頁
発行年月日
2021年6月30日
PMID
34375935
技法
感情焦点化療法
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

孤独と社会的なつながりの断絶を経験する人。カップル・家族・個人。

E|介入

感情焦点化療法。カップル・家族・個人への実施。愛着理論を枠組みとする。

C|比較

比較対照:なし。孤独と社会的孤立が精神的・身体的健康に及ぼす影響についての知見の概観。

O|結果

本総説は、愛着科学を、孤独と社会的なつながりの断絶が精神的・身体的健康に及ぼす否定的な影響を理解し、臨床家の介入を導くための枠組みとして提案している。孤独と社会的孤立を抑うつ・不安といった精神的健康の問題や心疾患などの身体疾患と結びつける現在の知見を概観したうえで、重要な他者との情緒的な絆の質と主観的なつながりの感覚を高めるために、カップル・家族・個人への感情焦点化療法を提案している。著者らは、あらゆる形態の感情焦点化療法が主眼とする情緒的・対人的な絆の強化が、情緒的な均衡の回復を助け、慢性的な孤立感とそれが引き起こしうる多くの健康問題から人々を守りうると結論している。

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