Trauma-Focused Cognitive Behavioral Therapy for Children and Families.
この研究についてTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)を開発したJudith A. Cohen・Anthony P. Mannarino氏が筆頭の研究です。効果を測った研究ではなく、子どものトラウマとTF-CBTの概観です。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
- 著者
- Cohen J.A.・Mannarino A.P.
- 掲載誌
- Child and adolescent psychiatric clinics of North America
- 巻号ページ
- 31巻1号133-147頁
- 発行年月日
- 2021年9月16日
- PMID
- 34801151
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
トラウマに曝露した子どもと家族。
E|介入
TF-CBT。子どもと家族への実施。
C|比較
比較対照:なし。子どものトラウマの問題とTF-CBTの概観。
O|結果
本稿は、子どものトラウマが深刻な社会問題であり、米国の子ども・青年の3分の2が少なくとも1つのトラウマを報告していることを述べている。子どもには本来のレジリエンスがあるものの、トラウマへの曝露はPTSD・抑うつ・不安・物質乱用・自殺企図と自殺既遂を含む身体的・精神的な健康の問題のリスクの上昇と関連するとし、トラウマを受けた子どもを早期に同定し治療することが、こうした深刻で長期にわたる否定的な転帰を防ぎうると論じている。
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