Measuring clinician stuck points about trauma-focused cognitive behavior therapy: The TF-CBT Stuck Points Questionnaire.

この研究について患者への治療ではなく、治療者がTF-CBTに対して抱く懸念を測る質問票を作った研究です。なぜ有効な治療が現場で使われないのかを調べる道具にあたります。
効果を検証した研究尺度開発・妥当性検証
著者
Patel Z.S.・Casline E.・Shaw A.M.・Jensen-Doss A.・Ramirez V.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
35巻5号1357-1367頁
発行年月日
2022年5月2日
PMID
35502148
技法
TF-CBT
研究デザイン
尺度開発・妥当性検証

この研究のまとめ

P|対象

1年間のTF-CBTの地域学習協働体で訓練を受けている地域精神保健の臨床家。

E|介入

TF-CBT。治療そのものではなく、TF-CBTへの臨床家の懸念を測る尺度(TF-CBT Therapist Stuck Points 質問票・26項目)の評価。

C|比較

比較対照:なし。項目-全体相関、内的整合性、根拠にもとづく実践への態度尺度との負の相関により予備的な心理測定学的な裏づけを検討。

O|結果

26項目の尺度は、予備的な心理測定学的な裏づけを示した(項目-全体相関、内的整合性、根拠にもとづく実践への態度尺度との負の相関)。得点から、臨床家は平均して、セッションの中で子どもにトラウマについて話させることへの懸念、TF-CBTの特定の構成要素の有効性への懸念、養育者を治療に関与させるかどうかへの懸念を表明していることが明らかになった。著者らは、こうした臨床家の疑念がTF-CBTの実装の取り組みや臨床指導の中で扱われうると述べている。

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