Respiratory Sinus Arrhythmia Change during Trauma-Focused Cognitive-Behavioral Therapy: Results from a Randomized Controlled Feasibility Trial.

この研究について検証されているのはTF-CBTそのものではなく、動物を介した療法を加える上乗せの効果です。両群ともTF-CBTを受けています。上乗せの効果は示されませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Shenk C.E.・Allen B.・Dreschel N.A.・Wang M.・Felt J.M.・Brown M.P.・Bucher A.M.・Chen M.J.・Olson A.E.
掲載誌
Research on child and adolescent psychopathology
巻号ページ
6巻5号1487-1499頁
発行年月日
2022年6月11日
PMID
35689729
技法
TF-CBT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

小児のPTSDのある33名(平均11.79歳、64%が白人、67%が女性)。

E|介入

TF-CBTに動物介在療法(AAT)を加える。12セッションの手順のうち第1・4・8・12セッションで呼吸性洞性不整脈(RSA)を測定。

C|比較

比較対照:TF-CBT単独。無作為化比較の実施可能性試験。多層モデルでRSA振幅と治療後のPTSD症状を検討。

O|結果

多層モデルでは、動物介在療法の上乗せがRSA振幅に及ぼす効果は支持されなかった(p=0.844)。ただし治療条件によらず、第1セッションを基準として第4(p<0.001)と第12(p=0.015)セッションでより大きなRSAの減衰が観察され、第8セッションのRSA振幅の平均水準も第1セッションより有意に低かった(p=0.046)。個人内回帰モデルでは、RSAの調整が良好であることが治療前の水準を調整した後の治療後のPTSD症状の改善を予測した(p=0.012)。

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