The impact of integrating emotion focused components into psychological therapy: A randomized controlled trial.
この研究について感情焦点化療法にとって不利な結果です。調べられているのは感情焦点化療法そのものではなく、その要素を認知行動療法に足す効果で、差は認められませんでした。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Caspar F.・Berger T.・Holtforth M.G.・Babl A.・Heer S.・Lin M.・Stähli A.・Penedo J.M.G.・Holstein D.・Egenolf Y.・Frischknecht E.・Krieger T.
- 掲載誌
- Journal of clinical psychology
- 巻号ページ
- 79巻2号296-315頁
- 発行年月日
- 2022年8月21日
- PMID
- 35988120
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
不安症・うつ病・適応反応症の患者104名。治療者38名。
E|介入
心理療法(PT。統合的な認知行動療法)に感情焦点化療法(EFT)の要素を統合する条件(+EFT)。
C|比較
比較対照:社会心理学の自己制御アプローチにもとづく概念と介入を加える条件(+SR)。無作為割付。主要評価項目は12か月後の症状重症度。副次評価項目は対人的問題・生活の質など。ベースライン・8回後・16回後・治療後・6か月後・12か月後に測定。
O|結果
仮説に反して、有意な群間効果は認められなかった。著者らは、この所見がまず、すでに非常に効果的な心理療法の取り組みを上回ることの難しさを示していると述べている。代替の解釈として、EFTの訓練に関わる要因も挙げられている。
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