A systematic review and meta-analysis of trauma-focused cognitive behavioral therapy for children and adolescents.
効果を検証した研究メタアナリシス
- 著者
- Thielemann J.F.B.・Kasparik B.・König J.・Unterhitzenberger J.・Rosner R.
- 掲載誌
- Child abuse & neglect
- 巻号ページ
- 134巻 論文番号105899
- 発行年月日
- 2022年9月23日
- PMID
- 36155943
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
3〜21歳の、少なくとも1回のトラウマ的出来事を経験した子どもと青年。無作為化比較試験28件と非対照研究33件の計4,523名。
E|介入
CohenらのマニュアルにもとづくTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)。個人形式は8セッション以上、集団形式は心理教育・対処技能・曝露・認知処理を含むもの。
C|比較
比較対照:なし。待機リスト・通常治療・能動的治療を含む任意の対照条件との比較を統合。PsycINFO・MEDLINE・Cochrane Library・PTSDPubs・PubMed・Web of Science・OpenGreyを検索。
O|結果
本メタアナリシスが統合した61研究・4,523名では、TF-CBTは治療前から治療後にかけてすべてのアウトカムで大きな改善を示し(外傷後ストレス症状 g=1.14、95%CI 0.97〜1.30)、待機リスト・通常治療・能動的治療を含む任意の対照条件と比べても治療後に良好な結果だった(同 g=0.52、95%CI 0.31〜0.73)。効果は集団形式でより顕著だった。著者らは、バイアスリスクと出版バイアスを調整した統合推定値も示したうえで、TF-CBTは子どもの外傷後ストレス症状にも抑うつ・不安・悲嘆の症状にも有効で、第一選択として推奨する国際的ガイドラインを支持すると述べている。
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